渋川市が進めてきた市道1-1566号線道路改良事業が、8月ごろ発注を想定する100m分の施工で完了する運びとなった。当初予算で1億円余の工事費を確保している。
同路線は、関越自動車道の側道と市道八木原下野田線を結ぶ1車線の生活道路。JR八木原駅や県道高崎安中渋川線へのアクセス道であるものの、幅員が4mと狭いため車両などが通行の際はボトルネックとなっていた。
発注対象は、八木原地内の午王川を跨ぐ橋梁から東側の延長100m。6・5mへ拡幅し2車線道路とする。
工事内容は舗装が下層路盤工20㎝、上層路盤工9㎝、表層工4㎝で、舗装面積は823㎡。既存側溝は延長53mで、農業用水路も兼ねていることや高低差への対応があるため、ボックスカルバート(800㎜×600㎜)45mと合わせて自由勾配側溝やU字側溝などで整備する。
当初予算で計上した工事費は1億1088万6000円。設計はコイデ(前橋市)が手掛けた。