渋川市は横堀地内にある市道4-4224号線の拡幅事業に取り組んでおり、全延長140mのうち92mについて8月中に指名競争入札で発注する考えを示した。設計は新和測設(渋川市)が手掛けた。
工事対象箇所は主要地方道渋川下新田線の東側にある、横堀地内のY字路から北東に向かう路線。交差点から92mを幅員4m弱から5mへ拡幅する。拡幅部分は表層4㎝のアスファルトで仮舗装する。路線の両側には高さ0・5m~2m、幅2m~40mの動力式擁壁を10カ所整備。コンクリートボリュームは合わせて65㎡となる。擁壁上部に柵などは設けない。
また、Y字路から北西に進む市道4-4206号線の側溝も併せて整備。Y字路からみて右側に延長82m、300㎜×300㎜のGPUを新設する。さらに側溝脇を下層路盤20㎝、上層路盤9㎝、表層路盤4㎝の構成でアスファルト舗装により仕上げる。
工期は両路線ともに年度末までを予定。計画では、22年度に残り延長部分の整備と全体の舗装を行い事業完了となる。当初予算では工事費などに2448万2000円を確保している。