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山梨県甲州市

2カ年で大規模改修 勝沼中

2021/07/07 山梨建設新聞

 勝沼中の大規模改修で甲州市教育総務課は本紙取材に、来年度から2カ年で工事を進める方針をあらためて示した。仮設校舎は造らず学校の夏休み期間を中心に整備する計画。甲州市公共施設等・個別施設計画では、管理・教室棟のみ改修する計画だったが、併せて技術科室棟も改修することになった。

 同校は管理・教室棟、技術科室、体育館などで構成。同課担当者は「管理・教室棟のほか技術課室についても傷んだ箇所があるため、今回の工事で改修する。体育館については改修しない」と説明した。

 管理・教室棟はRC造4階建て、延べ床面積3493㎡。技術科室はRC造2階建て、同309㎡。内外装のリニューアルのほか、特別教室の一部にエアコンを設置することも検討する。トイレについては「手洗い場の自動水洗化や照明の自動化は行うが、便器はそのまま使用する」(同担当)。設計はアルケドアティスが担当した。

 同校の改修は当初、2025年度の着工を予定していた。しかし来年度、大和中と統合することが決まったため計画を前倒しする。


【写真=来年度から改修する勝沼中】

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