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前橋あそか会が児童発達センターたんぽぽ学園の建設で指名へ

2021/07/09 群馬建設新聞

【前橋】社会福祉法人あそか会(前橋市、栗木信昌理事長)は児童発達支援センターたんぽぽ学園の移転新築について、補助金が内示される見通しとなったことを受けて、施工業者の選定へ移行する。指名競争入札で、県内の建築A等級10者以上を月内にも指名通知する方針。平屋で建設する施設の建築面積は1027・91㎡を想定。補助金や設計業務など準備が整い次第、指名通知を行い年度内の完了を目指す。

同会が前橋市江木町の県農業試験場跡地で進める『きらめきの郷まちづくり事業』で、児童発達支援センターたんぽぽ学園を建て替える。これまでに同事業で建設した赤城野荘(江木町1251-1)の南側に建設。現在、実施設計を石井設計(前橋市)が進めている。

内部で指名業者の選定作業が進められており、月内にも通知、開札は8月下旬となる。

施設の中心部には遊戯室(室内遊戯スペース)を設置し、周辺に職員室や指導訓練室、調理室、放課後デイサービスなどを配置する計画。児童の定員は40人を予定している。木材を基調とし、段差の少ない施設とする方針。

年度内に同施設を完成させ、2022年度は園庭や送迎用駐車場、遊歩道などの整備に移行する。グループ運営のパン屋『あかぎの工房』の移転も計画している。

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