埼玉県電業協会（岡村一巳会長）は13日と14日の２日間、さいたま市内の埼玉建産連研修センターで新入社員フォローアップ研修を開いた。45人が出席し、電話応対などマナーの基本を再確認したほか、電材に関する知識を深めた。

　冒頭、同協会人材育成委員会の佐野雄一朗委員長が「われわれは、相手がいて仕事をさせてもらっている。そのことを十分理解し、相手が不快にならないような服装、言動をしなければならない。２日間しっかり講義を聞いて、さまざまなことを学んでほしい」と述べ、有意義な研修を期待した。

　初日の講師は、人材教育やイメージコンサルティングを手掛けるＳＵＧＩコーポレイション代表取締役の杉本直鴻氏。杉本氏は社会人としての立場や役割、ビジネスマナーを解説したほか、良好なコミュニケーションを築くポイントも伝授。「できるようになっていることが必ずあるはず。慌てず、できることから１つ１つ取り組んでいくことが大事」と呼び掛けた。

　２日目は電気技術講習としてメーカー各社を講師に招き、配電盤や配線材、照明器具の使い方、選定方法などを学んだ。