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埼玉県県土整備部

県が3D道路データ取得へ初年度824㎞

2021/07/19 埼玉建設新聞

 県土整備部は、県管理道路の3次元(3D)測量を開始する。総延長2800㎞を約5年かけて3D測量する計画で、1年目となる本年度の対象延長を824㎞に決めた。8月末以降に作業着手し、2022年1月末までに成果を出す。

 車載写真レーザーシステム(MMS)を備えた車両を走行させて、3Dデータを得る。蓄積したデータは今後の設計・施工、維持管理などで活用する。公共事業の3D活用が、県工事でも今後加速しそうだ。第2弾となる22年度は、600㎞程度の測量を行う。

 今冬には、県管理の河川でも3D測量を開始する見通し。総延長1200㎞を年200㎞ずつ、6年かけて3D点群データ化していく。

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