記事

事業者
群馬県上信自動車道建設事務所

上信自動車道の厚田IC近くの付け替え町道 9月に32号ボックス公告

2021/07/17 群馬建設新聞


県上信自動車道建設事務所は整備を進めている吾妻東バイパスにおいて、32号ボックスカルバート工事を条件付き一般競争入札で9月に公告する予定。工期は10カ月程度を見込む。

32号ボックスは、東吾妻町厚田地内に新設を予定している厚田インターチェンジ付近を走る町道2267号線の付け替え道路として場所打ちで整備する。内空断面は幅4・6m×高さ5・3m、延長30mの規模。コンクリートボリュームは約610立方m。設計は八千代エンジニヤリング(東京都台東区)が担当した。

上信自動車道の整備では町道の機能補償として、ボックスカルバートなどによる路線の付け替えを進めており、吾妻東バイパスにおいても、すでに公告されている30号と今回の32号を含む合計33ボックスの整備を計画している。22年度以降も同バイパスではボックス整備が継続されるものの、町道の付け替え時期は未定としている。

同バイパスは、植栗・中之条インターチェンジから厚田インターチェンジまでを結ぶ、延長約6400m、幅員10・5mの新設道路。2014年度に事業を開始しており、26年度の完了を予定している。21年度に重要箇所の整備へ着手し始めた状況で、厚田インターチェンジ付近の整備を進めるとともに、埋蔵文化財調査や用地買収を進めている。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら