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群馬県高崎土木事務所

県高崎土木は花見町1砂防堰堤新設へ最短21年度管理用道路工発注へ

2021/07/20 群馬建設新聞

県高崎土木事務所は高崎市下室田町地内で実施する花見町1砂防堰堤新設工事について、国土交通省との構造協議が完了したため、これから用地交渉に着手する。用地交渉の進捗次第だが、初弾工として、管理用道路工事について年度内の発注を目指している。

整備場所は主要地方道あら町下室田線の下村交差点から西へ約400m向かったところにある長年寺前バス停北側。谷地形となっている。本堤や副堤、工事用を兼ねる管理用道路を整備。人家11戸やあら町下室田線のほか、要配慮者利用施設の榛名愛育幼稚園を保全するため工事を行う。

本堤は堤長45m、堤高6・5m、コンクリートボリューム1203立方mで新設。本堤の下流側に設置する副堤は堤長32m、堤高5m、コンクリートボリューム473立方mで整備する。管理用道路は延長364・5m、有効幅員3mで計画。

コンクリート舗装を施す管理用道路は、高崎市道1642号線から同線東側に位置する砂防堰堤設置箇所に向かって整備する。最急勾配は約13%。再生砕石40を使用する路盤工は厚さ10㎝で施工し、表層工は厚さ15㎝のコンクリートで仕上げる。施工面積は約1090㎡。

詳細設計は、冨永調査事務所(高崎市)がまとめた。

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