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栃木県烏山土木事務所

烏山土木、294号野上、秋頃改良工発注へ、全体計画600m、歩道や走行環境改善

2021/07/20 日本工業経済新聞(栃木版)

 県烏山土木事務所は、国道294号野上工区(那須烏山市)の工事に着手する。秋頃に延長約160mの改良工事1件を指名競争入札で発注する予定。

 事業区間はすくすく保育園や烏山南公民館の南側で延長約600m、計画幅員11m。現道は歩道が狭いうえに急カーブと高低差がある区間が重なって見通しが悪く危険なため改良を実施。歩行者や車両が安全で円滑に通行できる環境を整備する。

 区間は主に東側を切土し、道路の線形と勾配を現在よりも緩やかにする計画。幅員構成は車道3・25m×2、路肩1m×2、片側歩道2・5m。擁壁の設置も予定している。

 道路詳細設計は大日本コンサルタント(東京都千代田区)が担当。昨年度から国の交付金を導入し、用地補償を推進している。総事業費は約5億円を見込んでいる。

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