県土木部は、1月の上越地域を中心とした豪雪で、広域応援除雪を行った新潟県建設業協会本部および9支部に対し、御礼状を贈呈した。21日には、県庁で協会本部に対する贈呈式が執り行われ、金子法泰土木部長から新建協の植木義明会長に御礼状が手渡された。
金子土木部長は「冬期における道路除雪は、日常生活や経済活動を支える重要な業務である。昨冬の異常降雪では、他地域でも除雪作業が続くなか、速やかに派遣調整を行い、賢明な除雪作業により早期に交通障害が解消され、地域の安全安心の確保につながった。心から御礼申し上げる」と感謝し、植木会長は「建設業に従事する者として県民の安全を守ることは使命である。万が一、同じような自然災害が起これば、引き続き使命を果たしたい」とした。
1月の上越地域を中心とした短期間集中的な異常降雪では、運搬排雪を行う余力が無い状況で新潟県建設業協会に対して応援を要請。各支部からの応援により早期の交通障害解消を図った。協会からは1月13日~2月6日の期間でロータリー除雪車6台、バックホウ4台、ダンプ30台の除雪機械計40台、誘導員18人が応援を行っている。
県からの要請で応援を行った企業は次のとおり▽新潟藤田組▽加賀田組▽廣瀬▽長谷川興産▽丸勝建設▽大石組▽三信興業▽山長組▽元店建設▽桜井建設▽井口建設工業▽室岡組▽高橋工務所▽村田組▽小林組▽米山建設▽後藤組▽笠原建設―。
【写真=賞状を受け取る植木会長(中央)】