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指名競争を電子入札へ/来年1月から

2021/08/27 長野建設新聞

 長野市は、契約課が入札手続きを行う建設工事および建設工事に係る委託業務の指名競争入札について、電子入札へ移行することを決めた。業務の効率化や新型コロナウイルス感染症を踏まえた非接触化の推進が目的。9月補正予算案にシステム改修経費385万円を計上する。実施は2022年1月からの予定。

 市は現在、事後審査型一般競争入札を採用する全案件と公募型競争入札を採用する工事にかかる委託業務を電子入札の対象とし、県などと共同利用する電子入札システムにより参加申請書や入札書等の提出を受け付けている。電子入札案件は、入札情報システムで公告文、金抜設計書、図面等を入手することができる。

 契約課は「業務効率化のためのかねてからの検討事項で、新型コロナウイルス感染症の感染予防にもつながることから移行を決めた」と説明。現時点の計画によると、電子入札の指名競争入札では、指名通知や設計書等の確認、入札書等の提出が電子入札システムにより行えるようになる。

 なお、契約課が入札手続きを行う物品等の指名競争入札や、各課が入札手続きを行う指名競争入札は今回の電子入札移行の対象とはしない。

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