さいたま市は、「浦和駅周辺まちづくりビジョン有識者懇話会」の初会合を28日にオンライン形式で開いた。2050年に向けて浦和が目指すまちをテーマに、文化・スポーツ・建築などの専門家が意見交換した。
11月にビジョンの骨子を固め、2023年3月までにビジョンを決定する。検討範囲は、浦和駅から北浦和駅周辺までの約600ha。
建築家の隈研吾会長は、歩いて楽しいウォーカブルな街並みと、自然を感じられるまちづくりを連動させていくべきとの認識を示した。欧州を引き合いに、駅の空間自体が魅力的、象徴的であるかどうかも重要な観点とした。
清水勇人市長は「いただいた提案は市民とも共有し、ビジョンをつくり上げる」と述べた。