記事

事業者
国土交通省,その他記事(民間)

【CCUS】レベル判定の能力評価手続きが再開に

2021/09/02 本社配信

 建設キャリアアップシステム(CCUS)と連携した建設技能者の技能・経験を評価し、保有資格や就業日数に応じて4段階で判定する能力評価(技能レベル判定)の手続きが9月から再開された。レベル判定手続きのCCUSへのワンストップ化を目指すため、6月中旬より手続きを一旦停止していたが、国土交通大臣から能力評価基準認定を受けた能力評価実施団体のうち、31職種の40団体で能力評価事務を再開した。

 今回の手続き再開は、CCUSにおける技能レベルの判定受付とカード発行をワンストップ化で行うことができる制度整備までの暫定的な運用となり、ワンストップ化に関しては引き続き検討を進めていく。

 各能力評価実施団体で手続きの開始時期等は異なることから、詳細な情報は各団体のホームページを確認する必要があり、国土交通省のホームページ(https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_fr2_000040.html)に一覧が掲載されている。

 現時点で掲載されていない4職種(造園、配管、グラウト、硝子)については検討中であり、再開手続き等が決定した段階で随時、追加される。

 申請に当たっては、建設技能者が能力評価実施団体に対して必要な申請書類を直接送付(郵送、メール、WEB)すると、各団体が能力評価審査を行い、能力評価を反映したカードを発行する流れとなり、1~2カ月でカードが届く。

 なお、能力評価事務は団体が自ら行う場合のほか、全国建設労働組合総連合や日本機械土工協会へ委託する団体もある。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら