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新潟県南魚沼市

最短で27年に本体着工

2021/09/02 新潟建設新聞


 南魚沼市と湯沢町は、が共同で整備を計画する新ごみ処理施設について、ことし12月までに国へ循環型社会形成推進地域計画の提出が間に合った場合、2022年度から基本計画の策定や用地測量に着手することが分かった。最短で27年度に本体工事に着手する。建設地は南魚沼市から選定する方針。


実施計画や要求水準書の作成、事業者選定が順調に進んだ場合、27年度着工、29年度に施設完成、試運転を経て30年度にも供用開始となる。

 建設候補地に必要な面積は、可燃・不燃ごみの受け入れ施設、搬入道路、計量棟、駐車場、ストックヤードなど施設全体を想定すると最低2万㎡が必要となる。このほか、熱エネルギー活用施設や施設見学ができる環境学習のスペースも設置する予定。

 新施設のごみ処理能力は1日当たり可燃ごみ96~97t、不燃ごみ7tで燃焼方式はストーカ式を想定する。PFI導入可能性調査、設計・建設・運営を一括して行うDBO方式での特定事業での建設計画。

 新ごみ処理施設はこれまで魚沼市も含めた2市1町での整備を計画していたが、候補地選定が難航し20年2月に計画を中止。改めて1市1町で整備することとなり、ことし6月1日付で湯沢町と「新ごみ処理施設に関する基本合意書」の協定を締結した。


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