宮代町は一般会計補正予算案(第3号)を公開した。社会福祉協議会が使用していた町有施設を改修する形で設ける教育支援センター関連費用として、設計委託費50万円と改修工事費1515万円を計上した。屋根や外壁、内装などを改修し、不登校生徒などが学習に利用できる空間に活用する。設計業務は未定だが、工事に関しては町内業者を視野に指名競争入札で発注することを考えている。
対象施設はS造・プレハブ造2階建て、建築面積174・03㎡、延べ床面積338・88㎡、高さ7・55m。
1階は風除室(150角磁器質タイル貼り)、事務所(塩ビ系タイル貼り)、通路(長尺塩ビシート貼り)、相談室、湯沸室、男女・多目的トイレ、物置きを置く。2階にはホール、会議室、ヘルパー控室、相談室、男女更衣室、書庫、女子トイレ、湯沸室、倉庫4部屋、脱衣室を備えている。
風除室、事務所以外の床はコンクリート下地の長尺塩ビシート貼り。壁はすべてプラスターボード(厚み12・5㎜)下地でビニールクロス貼り。天井はジプトーン(厚み9・5㎜×910㎜×910㎜)となる。
屋根材はカラー鉄板を用いている。断熱はスーパーフェルトン(厚み5㎜)。
施設建設時の案件名は「庁舎拡張工事」(1998年度発注)。本体工事を中村建設(宮代町、℡0480-34-1001)、電気・空調設備工事を中野電業社(宮代町、℡0480-35-1616)が請け負っている。
予算案ではそのほか、町営駐輪場工事費130万円などを追加した。
補正が承認されれば会計全体に3億6322万4000円を増額し、累計総額112億944万円となる。