幸手市は一般会計補正予算案(第4号)で、老人福祉センター大広間空調機器更新工事費700万円、設計委託費49万5000円を新たに計上した。施設建設時から供用している空調機器の老朽化を受け、早期更新に取り掛かる。議決後は設計業務に関する随意契約を結ぶ見通し。その後、指名競争入札による工事発注を予定している。
施設は中央方式による空調を取り入れている。今回の更新では大広間につながるダクトなどを生かす前提で、中央機器のみを入れ替える工事を想定している。
老人福祉センター(木立1513)は1986年に建設した。RC造平屋、床面積1399・95㎡の規模を有する。
予算案ではそのほか、道路補修工事費3000万円、水路補修・修繕工事費854万1000円などを盛り込んだ。
定例市議会で承認されれば一般会計全体で10億9060万6000円増額し、累計総額168億5573万1000円となる。