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栃木県芳賀町

芳賀町補正、LRTに債務負担17.8億、温泉センター、道の駅で空調設計

2021/09/08 日本工業経済新聞(栃木版)

 芳賀町は一般会計に6569万3000円を追加する第4号補正予算を編成した。LRT軌道施設等工事に2カ年(2021~22年度)の債務負担行為17億8900万円を追加。温泉センター(上延生)と道の駅はが(同)の空調設備等改修設計業務に各660万円を計上。町民会館では館内トイレの洋式化改修で設計委託料21万8000円、工事費367万6000円。楽屋空調設備更新工事に168万3000円を配分した。

 LRT軌道施設等整備の工事費内訳は電車線路設備工事に9億5300万円、信号通信設備工事に4億1000万円、停留場工事に4億2600万円。

 電車線路設備工事は全線約2・5㎞で架線柱や杭、電車線などを整備。信号通信設備も全線でトランスポンダ、軌道信号機、通信ケーブル、通信機器箱を整備する。停留場は町区間4カ所にホームや上屋、コンコースを設置。これらはすべて年度内に発注する見込み。

 温泉センターと道の駅はがは空調設備のほか、建物内の照明LED化と熱効率を高めるサッシ改修なども計画している。温泉センターでは第1号源泉ポンプ交換に工事費898万6000円も計上した。

 このほかの建設関連事業では、モテナス芳賀テナント棟空調機更新に工事費551万円を増額。第2体育館周辺防犯カメラ設置工事に126万6000円を措置した。

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