記事

事業者
新潟県農地部

平均は81・8点20年度工事等検査結果

2021/09/09 新潟建設新聞

 県農地部は2020年度の農業農村整備事業工事等検査結果を公表した。全工事の工事成績評定平均点は81・8点で、前年度よりも0・8ポイント上昇している。80点以上のAランク工事の件数は308件で、前年度と同数となったが全工事に占める割合は74%で前年度から9ポイント増加した。

 20年度に成績評定を行った工事の件数は431件で、19年度よりも54件減少している(前年度は485件)。5件以上ある業種のうち、平均点が最も高かったのは土木Aで84・1点、最も低かったのは土木Dで77・8点だった。

 また検査の時期は、全体の58%が第4四半期に集中している。依然として年度末が高い傾向となっているものの、過去5カ年の第4四半期の検査割合の推移では▽16年度51%▽17年度61%▽18年度68%▽19年度67%―と4年ぶりに60%を下回った。

 委託業務の平均点は80・5点で、19年度から1・8ポイント上昇。Aランク以上は246件、65%で、前年度比97件増加。割合は18ポイント上がった。

 成績評定を行ったのは383件で、前年度から64件増加。委託業務についても検査時期の69%が第4四半期に集中している。

 平均点が最も高かったのは測量業務の81・9点で、低かったのは建設コンサルタント業務の80・1点だった。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら