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小柳建設が福島潟でICT浚渫工/新潟地域振興局では初

2021/09/11 新潟建設新聞

 小柳建設(小柳卓蔵社長、本社=三条市東三条)は、新潟地域振興局の河川工事では初となるICT浚渫工事を福島潟広域連携(河川)浚渫工事で実施している。

 工事内容は、福島潟の川底にたまった土砂を除去するもの。施工土量は900?、圧送距離は1・3Km 。同社は福島潟における浚渫工事を1990年から合計32回にわたり担当してきた。

 今回の工事では、同社が保有しているICT技術「マシンガイダンス」を搭載したバックホウで浚渫作業を実施。また、出来形確認では3D深浅測量「マルチビーム」を活用。さらに、パイプを通して浚渫土を空気圧送する同社独自の工法「泥土吸引圧送システム」とICT浚渫を組み合わせた。同社は今後も、より高精度の出来形確認と高効率施工を目指していく考えだ。

【写真=マシンガイダンスを搭載したバックホウ]

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