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群馬県川場村

川場村 新庁舎の建設工事発注は11月見込む

2021/09/16 群馬建設新聞

川場村は役場庁舎の新築事業について、庁舎本体工事とエネルギーセンター、外構、共同溝などを全て一括して発注する方針を示した。発注時期は11月になる見込み。9月補正予算で7億2560万4000円を追加しており、当初予算で確保した5億7750万円と合わせて計13億310万4000円で工事を発注する。

現在、川場村土地開発公社の発注で関東建設工業(太田市)が造成工事を担当しているが、長雨などの影響から完了は10月末ごろに延長する見込み。そのため、本体工事の発注は11月にずれ込む可能性が高い。発注方式は条件付き一般競争入札が有力。地域要件は、村内に限らず周辺市町村も含める考え。

新築する役場庁舎はW造一部S造2階建て、延べ床面積約2500㎡を想定しており、事業全体を2工区に分割。2021年度は第1工区のうち庁舎部分のみを発注し、22年度に交流ホールや図書館など付帯施設の建設工事を発注する。

エネルギーセンターには太陽光発電やウッドチップを利用するボイラーなどを設置。本庁舎や各施設などへ電気を送るほか、冷暖房の機能を担う。建物規模はRC造2階建て、延べ床面積約360㎡。各設備に海外製品の導入を想定しており、納品まで時間が必要となるため、エネルギーセンターの本体工事と内部設備の工事は、庁舎建設工事と合わせて発注する。庁舎南側に建設を予定している学習施設のさらに南側に設置する。

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