埼玉県電業協会（岡村一巳会長）は、第一種電気工事士の筆記試験受験準備講座を開いた。講師はケイ・教育企画サポート事務所主宰の小泉一夫氏。講座は８月23日、８月31日、９月７日、９月14日、９月21日の５日間コースで、さいたま市内の埼玉建産連研修センターで行われた。参加した22人はカリキュラムに沿った講義を聞き、過去に出題された試験問題に取り組むなどし、筆記試験を突破するための指導を受けた。

　小泉氏は「合格を勝ち取るためには講座の５日間だけでは駄目。仕事の合間を縫い、勉強する時間を確保してほしい」と呼び掛けた。５日間とも午前中に講義を実施。高圧受電設備や配線図・制御回路、電気機器、電気工事の施工方法、自家用電気工作物の検査方法、関係法令、発電・送電・変電施設の構造と特性、電気の基礎理論などの講義を受けた。午後は過去問を活用した模擬試験を行い、解答の導き方を学んだ。