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群馬県伊勢崎市

伊勢崎市が駅南東西通りで22年度にも道路拡幅

2021/09/30 群馬建設新聞


伊勢崎市は都市計画道路3・4・44号駅南東西通り駅西工区で、道路拡幅事業を進めている。2021年度は側溝整備や用地買収、電線共同溝の設計を実施。22年度にも道路部の拡幅整備に着手する。区間内に架かる越山橋は架け替える方針で検討している。

駅西工区は太田町地内の主要地方道伊勢崎大胡線とのハローワーク東側交差点から、赤坂川を跨ぐ越山橋を含む約220m区間。同区間において、通学などで利用する児童および生徒の安全対策、伊勢崎駅への交通アクセス機能の向上などを目的に歩道設置および道路拡幅を実施する。

現状幅員7m程度を17mに拡幅。両側に歩道を新設し、共同溝整備により無電柱化を行う。主要地方道との交差点部は右折レーン設置に伴い、幅員18mとなる。24年度の事業完了を目指している。

赤坂川に架かる越山橋は1989年に整備したPC床版橋となっている。橋長8・4m、幅員7・6mで上流側にのみ幅1・5m程度の歩道が備わっている。

新橋はPC単純床版橋で、橋長13m、全幅17m、両側に歩道を有する。現在地での架け替え工事を計画しており、迂回路設定などの調整を進めているところ。橋の設計は都市設計(伊勢崎市)が手掛けた。

2021年度は用地買収に向けた調整を実施中。並行して、道路拡幅に向けて、越山橋の西側で側溝整備に取り組んでいる。また、両側に設置する電線共同溝の設計業務を都市設計に委託した。

予算状況を考慮しつつ22年度から道路拡幅工事を本格化。橋梁整備は23年度以降となるもよう。なお、駅西工区から東側、伊勢崎駅に向かう区間は駅周辺第一土地区画整理事業で拡幅工事が行われる。

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