新潟市中央区は今月に白山浦庁舎跡地、11月には旧北部総合コミュニティセンター跡地の売却へ条件付き一般競争入札を公告する。いずれも土地購入者による既存建築物の解体撤去および食料品スーパーの整備が条件となっており、白山浦庁舎については住宅の整備(戸建て、共同住宅は問わない)も求める。
白山浦庁舎跡地は、白山浦1-425-2他地内の地籍が1~5号棟で5355・04㎡、6・7号棟は2971・79㎡の合計8326・83㎡。用途地区は近隣商業地域に指定される。
今月に募集要項を公表し、12月に入札を執行。1月に土地売買契約の締結を予定。2022年度に土地購入者が既存建築物を解体し、23年度以降に住宅および食料品スーパーの整備を計画する。
既存施設の規模は▽1号棟=RC造5階建て、延べ床面積3156㎡▽2号棟=RC造4階建て、延べ床面積1090㎡▽3号棟=RC造3階建て、延べ床面積1055㎡▽4号棟=RC造平屋建て、床面積248㎡▽5号棟=RC造4階建て、延べ床面積1517㎡▽6号棟=RC造3階建て、延べ床面積1801㎡▽7号棟=RCおよびS造4階建て、延べ床面積890㎡―。
旧北部総合コミュニティセンター跡地は、附船町1丁目字下島4885-1他2筆。地籍は5861・47㎡。用途地域は第1種住居地域。
11月に募集要項を公表し、1月に入札を実施。2月に土地売買契約を結び、22年度に既存施設を解体、23年度以降に食料品スーパーを整備する。
現地には本館棟(RC造4階建て)、別館棟(RC造4階建て)、体育館棟(RC一部S造3階建て)の建物が残る。
また同区内にある公共施設跡地の売却では、寄居コミュニティハウスおよび新潟ひまわりクラブ第1の移転整備を条件に大畑少年センター跡地の売却で公募型プロポーザル方式により公告したが、プロポーザルへの参加申請は無かった。今後、事前説明会への参加業者から不参加の理由をヒアリングするなど原因を調査し、売却に向けた条件等を再検討する。