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万代広場シェルター新築は2月議会承認へ年内公告

2021/10/06 新潟建設新聞

 新潟市は、新潟駅万代広場のシェルター新築工事の一般競争入札を年内にも発注し、2月市議会で工事請負契約の承認を諮る。水をイメージした将来的なバスバースの上屋となるもので、今回の工事では東側のシェルターを建設。構造はS造平屋建て、建築面積1488・93㎡で、工期には約13カ月を予定する。


 万代広場の計画面積は約1万8500㎡。市内8区の水と緑のつながりをテーマに水をイメージした透明感のある水色の上屋(シェルター)で信濃川や阿賀野川、点在する潟を表現するほか、落葉樹、常緑樹などの樹木で里山を表現。上屋の配置に合わせてバス乗降所等に防風壁を設置し、天候が悪い時期にも配慮した歩行空間とする。広場内では歩行者、バス、タクシー、自家用車の専用動線を確保する。

 万代広場整備工事のうち、シェルター建築工事が議会案件となるため、先行して発注準備を進めるもので、早ければ11月中にも入札公告される見通し。今後、広場の造成工事等の発注も予定しているほか、2022年度以降には西側や中央のシェルターの建設工事に着手する。

 万代広場整備事業では、現在、既存支障物等の撤去等が発注済みとなっているほか、9月市議会では新潟駅とつながるペデストリアンデッキのJR東日本との施行協定の締結議案を承認している。

 実施設計については国際航業・基設計JVが担当する。

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