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千葉県鴨川市

プロポで事業者公募/鴨川市/魅力体験広場の利活用/27日まで参加受付

2021/10/12 日刊建設タイムズ

 鴨川市建設経済部商工観光課は11日、「魅力体験広場利活用事業」の公募型プロポーザルを公告した。市民や観光客が市の魅力を体験できる交流拠点として整備した「魅力体験広場」において、交流拠点、地域のにぎわい創出を目指す施設を整備する事業者を募る。参加申込書の提出を27日まで受け付け、参加資格審査の結果を29日に通知。企画提案書の提出を11月22日に締め切り、30日にプレゼンテーションを実施し、事業予定者を選定。選定結果は12月3日に通知する。

 応募資格は、利活用事業の設計、施工、管理運営等の全てを担える者、など。

 市と事業者が事業用定期借地権設定契約を締結し、事業者が事業の設計、施工、管理運営等の全てを行う。事業期間は契約締結日から30年間を限度とする。

 貸付賃料は、事業予定者が提案する価格(1㎡あたりの月額)に貸付面積を乗じて得た額とし、提案価格の最低貸付価格は1㎡あたり月額44円とする。また、貸付賃料は、行政財産の評価額(固定資産税路線価を基準)の変動に伴い3年ごとに改定する。敷金は賃料6月分とする。

 魅力体験広場は前原字前浜359番69および359番73に所在。市の中心市街地に隣接する前原・横渚海岸の南端に位置する。

 敷地面積は全体で8612・01㎡(実測)。このうち、貸付面積は最大5900㎡を予定。また、敷地内において休憩施設の整備を計画している。

 土地は市有地。法令等による制限は、非線引都市計画区域で、自然公園法の第2種特別地域。

 事業により求められる機能は▽地域産品の販売(農・海産物・観光物産)▽地域の食材等を使用した飲食提供▽海辺を利用した体験メニューの提供(初心者向けサーフィン、ビーチバレー、レンタサイクルなどの受付窓口)▽にぎわい創出のための広場の整備、イベントの開催▽先行整備された周辺施設とデザインや配色に違和感生じさせない配慮▽駐車場、トイレの整備――など。

魅力体験広場整備計画

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