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(社)日本道路建設業協会

道建協関東支部が事故防止講習会開く

2021/10/13 埼玉建設新聞

 日本道路建設業協会関東支部(杉崎匡孝支部長)は11日、2021年度事故防止講習会をラフレさいたまで開催した。杉崎支部長は「道路建設業界の発展のためには、常に新しい技術の開発、経営の合理化、生産性の向上を進めていくことはもちろんのこと、安全活動の重要性は最優先だと考えている」と強調。「一人一人が安全性の向上に絶えず挑戦を続けていただきたい」と呼び掛けた。

 検温やアルコール除菌などコロナ対策を徹底して行い、約80人が参加した。冒頭に杉崎支部長は「全国各地で発生している地震、台風などの自然災害は、私たちの日常生活に甚大な影響を及ぼしている。それに伴うインフラ災害復旧の緊急工事も多くなっており、私たちに求められているのは、素早い施工と、何よりも事故のない安全・安心な施工」と強調した。

 続いて登壇した同支部の椎貝正史安全対策委員が7~9月に16現場で行った安全パトロールの実施結果などを報告。指摘件数は7件で、点検項目数に占める指摘比率は2・2%と前回から微増となった。

 その後はガイアート関東支店の金親伸貴氏が「R2国道298号八潮地区舗装修繕工事」で行った安全に対する取り組みを紹介。最後は関東整備局技術調査課の川路隆之建設専門官が事例を用いて工事の安全対策について講義した。

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