国土交通省高崎河川国道事務所は国道50号前橋笠懸道路バイパス整備などに向けて実施する地質調査業務について、12月の総合評価落札方式による簡易公募型競争入札の公告へ準備を進めている。
前橋笠懸道路は、前橋市今井町地内の今井町交差点から、みどり市笠懸町鹿地内の鹿交差点までの約1万2500m区間で、全幅27・25mの4車線道路を整備する。今井町交差点から東へ向かった赤堀今井町(西)交差点までの約4500mが現道拡幅区間。さらに東進し、笠懸小学校前交差点までの約7500mがバイパス新設区間となる。
地質調査は、バイパス新設区間に整備を計画する粕川橋と香林陸橋の設計に向けた基礎情報を把握するため行う。現時点では2橋の整備箇所において、深さ約35mの機械ボーリングを2本ずつ計画する。
粕川橋は、伊勢崎市赤堀今井町と野町の境に新設する。粕川を跨ぐ橋長29・9mの橋梁を計画している。野町地先に新設する香林陸橋は、主要地方道伊勢崎大間々線を跨ぐ橋長28・8mで整備する。