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(社)埼玉県建設業協会

埼建協が新入社員フォローアップ研修を通所で実施

2021/10/13 埼玉建設新聞

 埼玉県建設業協会(伊田登喜三郎会長)は11日、富士教育訓練センター協力のもと、さいたま市内の埼玉建産連研修センターで新入社員等フォローアップ研修を開いた。

 この研修は、企業単体での社員教育を補う受け皿として4月の新入社員研修の受講者を対象に若手育成と離職防止を目的に実施。例年は1泊2日で行っていたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、本年度は通所による開催となり、13社から60人以上が出席した。

 冒頭、同協会の島村健副会長が「ここにいる方々は4月から業界の一員としてスタートし、右も左も分からないまま本日まで頑張ってこられた」とたたえ、続けて「各企業が本日皆さまを送り出してくれた意味をしっかり考えながら研修を受けてほしい。人々の暮らしに不可欠な建設業には、皆さま方のような若い力が大事」と激励し、研修を通じたさらなる飛躍を期待した。

 講師には富士教育訓練センターの花輪孝樹氏を招聘。人間力向上のための取り組み、企業人としての行動力について指導。花輪氏は「うなずき、メモをし、質問することで、周りの人が自分の可能性を引き出してくれる」と強調。「新車の6カ月点検」を引き合いに「受け身ではなく、積極的に行動しているか」や「2つの自分づくりを行っているか」など、4月の新入社員研修時に教えた10項目を再確認させ、仕事への取り組み方などを伝授した。

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