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群馬県太田市

太田市は清掃センターは3号4号

2021/10/16 群馬建設新聞



太田市は清掃センター(細谷町1712)の3号および4号焼却炉棟の解体工事を2022年度に予定している。国の補助金申請などの手続きや議会案件となるため、工事発注は下半期が見込まれる。工事は2カ年で予定、実施計画では解体後の跡地で行うストックヤード整備工事費を含め3カ年で19億円を算出している。

焼却炉棟の解体は太田市外三町広域清掃組合の新たな焼却施設が完成したことから計画した。設計業務は中日本建設コンサルタント(愛知県名古屋市)が手掛けており、22年2月末までに完了させる。

敷地面積は3万178㎡。3号と4号炉は、いずれも全連続燃焼式ストーカ炉。煙突はともにRC造で高さ59m。解体は3号、4号焼却炉棟の順に進める。

3号焼却炉棟は1978年に完成。96年に設備更新など改修を行っている。施設はRC造一部S造地下1階地上4階建て、延べ床面積3349㎡。ごみを投入するピットは1693立方mの容量。1日あたりの処理能力は150t。

92年に竣工した4号焼却炉棟はRC造一部S造地下1階地上5階建て、延べ床面積5122㎡。ごみピットの容量は3200立方mで日量170tの処理能力。

焼却炉棟とともに計量棟も解体する。4号炉棟に併設されており、S造平屋、床面積20・4㎡。

清掃事業課は4号炉棟に事務所があったが、すでにリサイクルプラザの管理棟2階に移転済み。

跡地は資源ごみなどを一時保管するストックヤードとして整備する。ストックヤード整備に向けては現在、設計業務の中で整備計画を練っている。設計業務は23年度に委託し、順調に進めば24年度に工事発注、工事完了を目指すスケジュールとなる。

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