【富岡】障害者支援施設妙義もみじ学園(富岡市妙義町菅原2234)を運営する社会福祉法人愛友会(富岡市、吉岡公明理事長)は、同学園の男子居住棟(B棟)と女子居住棟(D棟)の解体および男子居住棟1棟の建設を計画している。解体工事と建設工事は一括で一般競争入札を公告する方針。2022年度の工事着手を目指し、東京都へ施設整備補助金申請を行った。順調にいけば、7~8月に交付決定される見通し。
同施設は、東京都委託の障害者支援施設として開設。8532・71㎡の敷地に建つ既存施設は2棟ともにRC造平屋で、1980年に建設された。延べ床面積はB棟が244・97㎡、D棟は198・4㎡。老朽化により解体することとなった。
新施設はS造平屋、床面積約800㎡を見込む。約30人が生活できるスペースを確保する考え。2023年度末の完成を目指す。
同法人は20年度にA・F棟の改築工事や受変電設備、受水槽設備、浄化槽設備、非常用電源設備工事の一般競争入札を公告、岩井建設(富岡市)が受注した。入札参加条件には富岡、藤岡、安中土木管内に本店のある建築A(1000点以上)業者であることや施工実績などをあげていた。