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群馬県安中土木事務所

県安中土木は7・8月豪雨被災箇所の復旧工事概要示す

2021/10/27 群馬建設新聞


県安中土木事務所は7月、8月の豪雨で被災した主要地方道北軽井沢松井田線と主要地方道松井田軽井沢線の災害復旧工事概要を明らかにした。北軽井沢松井田線は安中市松井田町坂本地内、松井田軽井沢線は松井田町西野牧地内が被災。工事発注時期は検討中。2カ所ともに測量設計は富永調査事務所(高崎市)が手掛けた。

7月豪雨で被災した北軽井沢松井田線は、JR北陸新幹線下から200m先で行う。復旧延長は7m、道路幅員は3・6~3・7m。復旧内容は◇鉄筋挿入工◇仮設コンクリート吹付工◇もたれ式擁壁工◇取付練石積工-など。

鉄筋挿入工はφ19㎜、長さ3mと2・5mの異形鉄筋を使用し実施。長さ3mを6本、2・5mを4本打設する。仮設コンクリート吹付工は30㎡実施。延長7m、高さ2・5~7mのもたれ式擁壁はコンクリートボリューム54立方mで整備。玉石を使用した取付練石積工を9㎡施工する。

松井田軽井沢線は8月豪雨により、小鳥橋付近が被災した。復旧延長11m、道路幅員5m。復旧内容は◇補強土壁工=L10m、H6m、A60㎡◇取付石積工(玉石)=A11・2m◇植生シート工=A93・8㎡◇コンクリート製U型側溝工(300㎜×300㎜)=N1基◇L型側溝工=L11m-など。

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