熊谷市・武蔵野銀行(さいたま市)・クラッソーネ(名古屋市)の3者は25日、空き家除却(解体)促進に係る協定の締結式を行った。
空き家所有者に対し、武蔵野銀行とクラッソーネのサービスを紹介することで空き家の活用や解体に向けた意識啓発を促進。工事会社の紹介や資金面をサポートし、産・官・金で豊かな暮らしの実現を目的としている。
締結に当たり、富岡清熊谷市長は「協定は空き家所有者に対して意義のあるもの。2者の力添えは心強い」と語った。武蔵野銀行齊藤政春常務執行役員は「危険な空き家の除却で防災につながり、新たな街づくりが可能になる」と話した。クラッソーネ川口哲平代表取締役は「協定締結ができて嬉しく思う。取り組みが熊谷市にとっていいと思ってもらえるものにしたい」と述べた。