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群馬県道路整備課

橋梁長寿命化で新技術の活用を検討

2021/10/29 群馬建設新聞


県道路整備課は橋梁長寿命化の推進に当たり、新技術の活用に向けた検討に着手する。検討業務として近く指名通知し、2022年7月ごろを期限にどのような技術が活用できるかなどをまとめる。

新技術の活用は橋梁長寿命化にかかるコストを縮減することを目的として計画。橋梁の点検と実際の工事の両面で活用したい考え。これから委託する業務で、コスト縮減のためにどのような技術を活用するかだけでなく、対象となる橋梁の条件や数などについても検討し、年度内にとりまとめを行う。活用する技術は国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されている技術などを参考とする方針。

その後、費用縮減効果についても業務内でまとめ、22年7月ごろまでに出したい考え。新技術の活用は、県全体で取り組んでいるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するため策定作業を進めているぐんまDX加速化プログラムのうち県土整備部の取り組みの一環として計画された。

橋梁長寿命化に当たっては現在、20年3月に策定した橋梁長寿命化計画に基づいて推進中。策定時点で県が管理する橋梁3665橋を対象に長寿命化を進めている。これから行う新技術活用の検討結果についてもまとまり次第順次、反映させていきたい考え。

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