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群馬県前橋市

前橋市が下川淵小北通線で仕上げ工事

2021/10/30 群馬建設新聞

前橋市は都市計画道路下川淵小北通線の改良事業で、丸前橋前後すり付け部を対象とする工事を発注する。年明けに指名競争入札で業者を選定。現場入りするのは年度明けとなる。丸前橋整備工事とすり付け工事で、改良事業全体が完了する。

同線は下川淵小学校(鶴光路町38-1)の北側を東西に結ぶ路線。JAビル(亀里町1310)周辺にある都計道朝日町下阿内線との交差点から東へ向かい、前橋玉村線バイパスまでの区間で改良に取り組んでいる。事業延長590m、現状幅員7・2mを17mに拡幅し、両側に3・5mの歩道を新設する。改良に伴い、区間内の丸前橋の架け替え工事を行っているところ。当初予算には同事業費1644万5000円を計上した。

端気川を渡る丸前橋前後すり付け工事の施工延長は橋の両側を合わせて約110m。片側に群馬県型管渠型側溝(GBX)約90mを設置する。加えて車道部の舗装工1500㎡を実施して完了となる。設計は道路部を日進工測設計(前橋市)、丸前橋はニュージェック(大阪府大阪市)が担当。

工事は上部工の架設状況を考慮しつつ、段階的に進める。22年度中に各工事を仕上げ、同年度中の開通を目指す。事業完了後は周辺の下川淵小や第七中の通学路として指定。また、同線が接続する朝日町下阿内線も20年度に2期工区の拡幅事業が完了、両線の整備により、地域間交通の活性が期待される。

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