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群馬県企業局発電課

発電課がオイルレス化工事を計画

2021/11/03 群馬建設新聞


県企業局発電課は中之条発電所(中之条町大字折田字定光寺918)で計画していた設備のオーバーホールと油圧装置レス化工事の再入札に向けた準備を進めている。12月1日の入札を予定していたが、参加者がなかったことから入札を中止。これから条件など発注方法の検討を進める。

中止になった中之条発電所の工事は、簡易型総合評価落札方式で公告。業種を電気の840点以上、参加条件に施工実績としていた。

中之条を含め6つの水力発電所で設備のオイルレス化を計画。オイルレス化工事は、調整弁など圧油装置のある設備を対象とした電動化改修を基本としている。設備の更新が中心の工事となることから設計は直営でまとめている。

22年度は残る5カ所のうち、相俣(みなかみ町大字相俣字宮坂1427)と桃野(みなかみ町大字上津字十二沢210)、沢入(みどり市東町沢入1278)で工事を予定。圧油装置レス化のみを行う。

残る2カ所は小平(みどり市大間々町小平7)と東(みどり市東町座間563)で、水車発電機のオーバーホールと合わせてオイルレス化工事を実施する見通し。

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