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市町都市計画 宇都宮と小山で再開発、11市町で44件が都決

2021/11/06 日本工業経済新聞(栃木版)

 県は市町が計画する都市計画事業のうち2月5日~10月28日までの計画決定の概要をまとめ、県都市計画審議会に報告した。(3面に市町の計画決定の概要)

 市町決定事業は、宇都宮、足利佐野、小山栃木の線引き3都市計画区域と日光、さくらの計5都市計画区域で44件。内容は良好な都市機能を維持保全するため、用途地域の変更や地区計画決定の土地利用に関するものが30件。道路や公園など都市施設に関するものが10件。市街地開発事業が宇都宮市の駅西口南地区第1種0・2haと小山市の城山町3丁目第2地区の再開発2件に加え、栃木市では栃木インター西24haと平川22・7haの土地区画整理事業の計4件となった。

 宇都宮と小山は、市街地再開発に合わせ高度利用地区を変更、小山では再開発地区のうち0・015haについて準防火地域に変更した。

 用途地域の変更では、上三川町のインター南産業団地、足利市では八坂第2工業団地、栃木市では土地区画整理事業で整備するインター西と平川の用途を工業専用地域などに変更。地区計画では、用途の変更などに伴い産業の集積、商業・業務施設と住宅との調和などを推進するため計画を決定している。

 都市施設のうち、足利市は火葬場を建て替えるため1・3haの都市計画を変更したほか、南部ごみ焼却場の新設用地6・0haを変更。佐野市は市街化調整区域0・6haを下水道事業の排水区域に取り込み、地区計画を変更した。都市施設のうち道路が3件、公園は4件となった。

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