記事

事業者
群馬県富岡市

富岡市は北部運動公園東ゾーン再整備工事を22年度上半期に発注

2021/11/10 群馬建設新聞

富岡市は上黒岩地内で北部運動公園東ゾーンの再整備に動き出す。2022年度上半期にエリアAや水遊びエリア、バリアフリー園路、トイレ1カ所の新設工事を発注する方針。入札方法や工事数量など詳細は今後検討する。

富岡市民体育館(上黒岩1377-1)東側にある、もみじ平総合公園陸上競技場の外周にA・B・Cの各エリア、体育館南側は水遊びエリアやバリアフリー園路を整備する。障害をもった子どもが遊べる遊具も設置する考え。エリアA西側とエリアC東側にはプレハブトイレを新設する方針。22年度に工事着手し、24年度の完了を目指す。総工費は4~5億円を見込む。

エリアAは乳幼児を対象にベンチ付き日よけやアーチラダー、かいこをモチーフにしたすべり台、複合遊具、スライダー、ロッククライム、平均台などの整備を計画する。

水遊びエリアには、ずぶぬれ水遊びゾーンとミストゾーンを配置。ずぶぬれ水遊びゾーンには不規則に水が噴出する6基の噴水を設置する。設置面は洗い出し舗装を施す。利用者がボタンを押すとミストが出るミストゾーンにはミストゲートのほか、首長竜や植物をイメージしたミストポールなどを整備する。設置面はゴムチップ舗装となる。

バリアフリー園路はバスケットコート南側に位置する駐車場からエリアA東側に新設するトイレまでを結ぶ延長約70m。1・2mの幅員を確保し、インターロッキング舗装を施す。

エリアBは児童向け遊具を整備。健康器具や翼竜をイメージしたパーゴラ、日よけ付きベンチのほか、ブラキオサウルスやティラノサウルスなどをモチーフにした遊具、ロープウェイの整備を計画する。

エリアCは、ユニットパーゴラや野外卓、手洗い場を設置し、休憩スペースとして整備する。

整備計画図の作成や工事費の算出は日都産業(東京都杉並区)が手掛けた。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら