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プランドゥはようざん綿貫の新築工事を22年7月ごろ見積もり依頼

2021/12/03 群馬建設新聞


【高崎】プランドゥ(高崎市、高橋大将代表取締役)は高崎市綿貫町地内で(仮称)介護付き有料老人ホームようざん綿貫の新築工事を計画している。2022年7~8月を目途に5社程度へ見積もりを依頼する。23年7月の完成を目指す。建物はW造2階建て、延べ床面積約2400㎡の規模。総事業費は8~9億円を見込む。設計はモアブレーン(高崎市)が担当。

建設地は綿貫町83-1ほかの敷地2637㎡。建設地は農地となっているため、農振除外申請のほか、農地転用や開発許可などの手続きを行ったうえで、着工する。

建物はW造2階建て、延べ床面積2429・09㎡。各フロアは1階1272・96㎡、2階1156・61㎡。枠組壁工法による準耐火木造建築で、群馬県産のツーバイフォー材を積極的に使用し、地域に根ざした建築物を目指す。ZEBの導入も検討している。

1階はコの字形に居室35室を配置するほか、トイレ2室を備えた食堂・機能訓練室、スタッフコーナー・医務スペースを整備する。同スペースにはトイレ1室も整備する。このほか、理美容室や厨房、脱衣室、洗濯室、相談室、ホール、事務室、風除室、更衣室、休憩室、職員用トイレ、食品庫、研修室、倉庫、ロッカー室を整備する。

2階についても居室は1階同様にコの字形に35室配置する。居室以外には、食堂・機能訓練室、スタッフ・医務スペース、脱衣室、洗濯室、脱衣室、ホール、ロッカー室、職員用トイレ、倉庫、休憩室を設ける。また、多目的室や家族室も整備する。建物の北側には約40台を収容する駐車場も整備する。

高橋代表取締役は「高級感のある仕上がりで、入居者が安心して生活できる施設を建設したい」と話す。

同社は高崎市八幡町地内でも小規模多機能介護事業所の建設を計画している。施工企業は今後選定する。設計はモアブレーンが手掛けた。

2施設に共通する建築デザインは、木造とすることで入所者が家にいるような温かみのある雰囲気を感じられるような内装、外装となる。また、ウッドショックの影響を考慮し、大空間が必要となる部分についても、国産材や群馬県産材を使用する考え。

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