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県交通安全施設業協会が小学生に交通安全指導

2021/12/04 新潟建設新聞

 新潟県交通安全施設業協会(本間誠也会長)は11月24日、津川警察署や県津川地区振興事務所と協力して阿賀町立三川小学校の児童を対象とした交通安全指導を行った。

 同協会では、公益事業「子どもを守ろうプロジェクト」の一環で、阿賀町白崎地内の県道14号新発田津川線にグリーンベルト(路肩カラーリング塗装)L25m、W15㎝と車両進入防止車止めボラード10本を施工寄贈しており、通学路にできた新たな施設の説明や横断歩道の安全な渡り方を指導した。

 今回、設置されたボラードを取り扱う積水樹脂の梶原伸久氏は「時速40㎞で車がぶつかっても壊れない。通学や下校時に思い出してほしい」としたほか、道路を管理する県津川地区振興事務所の荒川弘次長は「もしもの時に命を守る大切なもの。大切にしてください」と児童らに呼びかけた。

 小学生に安全な横断歩道の渡り方を伝えた津川署の高橋和生交通課長は「学校から学童保育につながる道だが大型車の通行も多く、JR磐越西線の鉄橋箇所で歩道が途切れており、また設置もできない」と危険性を指摘した。

 安全な横断歩道の渡り方を学んだ児童は「急いでいると横断歩道の無いところを渡ることもあったけど、今度からボラードのあるところを渡りたい」と話した。

 同協会では、安全施設整備および交通事故防止対策の施工を通じた公益事業を続けており、このほかに防犯標語「い・か・の・お・す・し」の絵本を寄贈した。

【写真=通学路の新たな施設を解説、「いかのおすし」絵本を贈呈】

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