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群馬東部水道企業団

群馬東部水道企業団は基本設計をこれから

2021/12/07 群馬建設新聞

群馬東部水道企業団は太田本所(太田市浜町11-28)の建て替え工事について、基本計画を年度末までに高橋建築設計事務所(前橋市)がまとめる。新たな本所の条件などの整理、配置計画、現地調査、概算工事費などを含めて基本計画を策定する。用地測量については神岡測量(太田市)が行う。

建設場所は現在の本所敷地内を前提にしており、水道庁舎だけでなく、防災拠点として機能を備えることなどを想定。

既存建物はRC造3階建て、延べ床面積約3000㎡。敷地面積約4500㎡となる。

庁舎整備は水道庁舎としての機能面、将来の維持管理コストなどを検討。基本方針を踏まえた◇防災拠点機能◇窓口サービス機能◇ユニバーサルデザイン◇事務・執務機能(車庫・倉庫・会議室等含む)◇福利厚生機能◇防犯セキュリティ機能◇環境負荷低減◇駐車場・駐輪場機能◇その他の機能-を想定している。概算工事費は本体工事・外構工事・解体工事などを含めた全体事業費を算出する。

同企業団はみどり支所の建設も実施中。施工は加藤建設興業(太田市)が担当しており、9月末完成を予定している。

同支所建設は庁舎棟、給水車庫棟、備蓄倉庫などの建築工事、電気設備工事、機械設備工事、外構工事を一括して公告。企業団管内(太田市、館林市、みどり市、板倉町、明和町、千代田町、大泉町、邑楽町)に本店、支店、営業所等を持つ建築A等級を条件とし、予定価格は2億1873万円だった。

本所はみどり支所と同様に、年間のエネルギー消費量をゼロとするネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)の導入も行い、整備する。

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