山梨市の高木晴雄市長は先月の会見で、アザレアタウン（南反保地域）の開発に当たり、商業施設の誘致を積極的に推進していきたい考えを示した。

　開発計画案では、区画道路以外に幹線道路を２路線整備することになっている。高木市長は「（開発は）住宅が中心になると思うが、そこに事業所が来ることは歓迎すべきもの。区画整理や道路網が整備されれば、当然そこで、いろいろな事業が展開されることが想定される。それは山梨市としてはありがたい」と述べ、市としても誘致を支援していく考えを示した。

　アザレアタウンは小原東・西、上神内川、上石森地内にまたがる約50haの地域。まずはＪＲ線西側の約20haを「重点地区」と位置付け、開発を推進する見込み。幹線道路についてはＪＲ東山梨駅などにつながる「北中学校東通り線」（約１㎞想定）を先行して整備する方向で検討している。