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群馬県前橋市

前橋市が田口町の交差点周辺で道路改良

2021/12/08 群馬建設新聞

前橋市は田口町にある市道04-104号線と県道四ツ塚原之郷前橋線との交差点について、法華沢川を渡る橋梁を含んだ拡幅改良を計画している。国道17号上武道路の道の駅まえばし赤城の新設に伴うもの。年度内に当該部分の測量設計をまとめ、2022年度以降に工事発注を行う。橋はボックスカルバートへの更新が見込まれる。

同交差点南側の市道部は、道の駅のアクセス道路として整備が進められている。幅員11・5mで片側に2・5mの歩道を有する。当初の計画では、交差点北側市道の改良は盛り込まれていなかったが、関係機関と協議した結果、右折レーン設置などの拡幅を行うこととなった。現状の幅員5mを倍程度に広げ、交差点周辺の安全確保を図る。

測量設計は簡易型条件付き一般競争で公告しており、14日に開札する。交差点から北へ向かい、橋を渡りきるまでの延長50mを対象に、測量および詳細設計をまとめる。同業務には橋梁の撤去設計も含まれる。22年3月25日を履行期限に、幅員構成など詳細をまとめる。歩道は設置しない方針となっている。

法華沢川を跨ぐ橋は架設年度不明の無名橋で、幅員4・6m、延長5・3mの単純PC橋。橋の規模を考慮するとボックスカルバートへの更新が想定される。公告中の業務に河川流量等検討や地質調査が盛り込まれており、これらの結果を考慮して、新橋の形状などを判断する。別途で橋の詳細設計などが必要となる場合は、22年度に委託することになる。

交差点南側および県道の改良は、道の駅整備事業の一環で施工。同施設がオープンする22年12月までの完了を目指している。北側の市道改良は、道路改良事業として別枠で取り組む。

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