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小宮山土木に登録証/社員の子育て応援します!/建設業で2社目

2008/04/23 長野建設新聞

 県が昨年度創設した「社員の子育て応援宣言!」制度の第2回登録企業として、㈱小宮山土木(北佐久郡立科町、小宮山尚明代表)が22日、荒井英彦商工労働部長から登録証を交付された。

 同制度は、仕事と子育てを両立しながら働くことのできる職場環境づくりを推進するため、意欲ある企業から今後の取り組み内容を宣言してもらうもの。各企業の取り組み内容はホームページなどで広く周知する。これまでの登録企業は5社で、建設業は2社目。

 小宮山土木が取り組む施策は、①出産・育児に関する情報発信など、社員が積極的に育児参加できる環境整備をします②未就学児童を持つ社員の勤務時間短縮を認めます③就業規則を整備し、出産時の休暇を男性社員も取得出来るようにします―。総務部の加藤聡次郎さんは「(宣言により)企業側からアプローチすることで、子育てに理解のある職場環境が形成されていくと思う。また、若者を呼び込むためにも就労環境の整備は必要不可欠」と応募の動機を語った。

 荒井商工労働部長は「労働人口の減少は今後深刻な問題となる。働きながら子育てができる環境の整備は重要な課題。今回の宣言に沿って、今まで以上働きやすい職場づくりに取り組まれることを期待します。県もしっかりとPRします」とエールを送った。

 同制度への応募は随時受け付けており、申請書は県ホームページからダウンロード可能。問い合わせは労働雇用課(℡026-235-7118)へ。


 【写真=交付式に出席した加藤氏(左)が登録証を手に、荒井商工労働部長と記念撮影】

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