県増田川ダム建設事務所は8月9日、ダム築造に伴って整備する付替県道ルートに架かる橋梁の3基(2号橋、5号橋、6号橋)の予備設計を入札執行した。各橋の橋長(概数)は、2号橋が約50m、5号橋が約75m、6号橋が約85mで、幅員はいずれも10m。上部形式等については、今回の業務のなかで比較検討して決めるとしているが、3橋とも2スパン以上になる見通し。
付替県道の新ルート(L約3、400m)には、1号橋~13号橋まで13基の橋梁が計画されているが、1号橋についてはボックスカルバートでの対応を考えているため橋梁としては12基となる。このうち、増田川を跨ぐのは13号橋のみで、これ以外は増田川に流入する支川又は山あいの沢に架設する。
予備設計は、12年度から着手し4号、7号、10号、11号、13号の5橋を対象に実施、今回の3橋を除いた残り4橋は14年度以降の委託となる。なお、今回の受注コンサルは次の通り。
▽2号橋=新構造技術(さいたま市吉敷町1-41、電話048-642-9841)
▽5号橋=構造計画コンサルタント(東京都豊島区巣鴨3-34-1、電話03-3918-7341)
▽6号橋=ニュージェック(さいたま市上小町154、電話048-658-2711)