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茨城県鹿嶋市

新し尿処理施設、今年度に基本設計を

2001/09/05 日本工業経済新聞(茨城版)

 茨城県鹿嶋市は、老朽化した市のし尿処理施設の建て替えを計画している。現在は、新たな施設(汚泥再生処理センター)の基本設計策定へ向けた調査や環境影響調査、現施設の解体撤去に向けた調査などを進めている。予定では、今年度内に各種調査をまとめ、近年中に新センターの建設と現施設の解体に取りかかる。

 平井字灘地内に立地する現在のし尿処理施設(衛生センター)は、昭和52年3月に運転を開始。処理能力は80kl/日。稼働から20年以上が経過し老朽化が進んでいるため、現施設の解体および新施設の建設を計画した。

 今年度から事業推進に着手し、当初予算では、施設建設事業費として約1、760万円を計上。生活排水処理基本計画を策定するほか、施設解体に伴う環境アセスメント調査、新施設の基本設計策定に向けた調査などを行っている。

 今年度はこれら調査を継続し、来年度以降の具体化を目指す。



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