電力不足に対する政府方針を受け、国交省北陸地方整備局は14日、新潟県内で管理する照明灯についてトンネルや交差点を除き、道路照明灯の半数程度を同日から消灯することを決定。東京電力の計画停電を推奨し、積極的に応援する考えだ。併せてドライバーに協力を求め、夕刻の早めの点灯など道路の走行に対して注意を呼び掛けている。
整備局管内(管理延長約1030㎞)のうち、新潟県内(管理延長632㎞)における道路照明は約1万3400基ある。整備局によると、県内の道路照明のうち、消灯した場合に交通安全上支障があると懸念される灯数は約6000基のため、対象箇所の半数に当たる約3700基を消灯することで、約1050kWの節電効果があるという。