国土交通省利根川水系砂防事務所が運営している「譲原資料館カッピー」が18日、来訪者数1万人を達成した。記念すべき1万人目の来訪者は、千葉県鎌ケ谷市から家族で観光にきた小学校5年生の小野寺崇文君とその御家族。
山田館長から地すべりの原因や対策について、パネルやジオラマ模型を使って説明を受けた後、記念として認定証と記念品が贈呈され、その後記念植樹を行った。
譲原地すべり資料館は、鬼石町譲原の国道462号沿いに、譲原地区の地すべりについての理解を求めるため、13年7月にオープンした。内部には解説パネルやジオラマ模型のほか、地すべり発生のメカニズムなど分かりやすく説明するビデオシアターやボーリング調査で採取した岩石の実物の展示などを行っている。