羽村市は、年度内で郷土博物館の空調設備改修事業を進める。当初予算では、工事費に四、〇六五万円を計上した。市では今後、空調設備の利用が少なくなる秋ごろの着工をめどに調整していく。単年度事業。
羽七四一番地内に位置する同博物館は、RC造一部S造、延べ床面積一、五五七㎡。個別空調で、主にヒートポンプ方式を用いている。施設の竣工後、これまで改修が一度も行われていないため、かなり老朽化が進んでいる。今年度の工事は主に機器の取替を進めて、空調設備の更新を図るものとなる。内部改修等は行わない。
設計は、金子設計(埼玉県狭山市0429-56-1731)へ委託し、このほど完了。今後、工期の調整を進めるなどして工事を目指していく。