韮崎市は１日、市営若尾住宅Ａ棟建設に係る３件の工事入札を執り行い、建築主体工事を長田組土木・三井建設工業・井口工業ＪＶが８億５７００万円（税別）で落札。電気設備工事を関東電設・石原電気工事店・村松電気商会ＪＶ、機械設備工事を日設管興・栄工業・ヤザキ工業ＪＶがそれぞれ落札した。

　工事の内容は、大草地内の敷地（約１万４６００㎡）の既存住宅（簡易平家及び２階建て・１１２戸）の老朽化に伴い、新たな建設する住宅団地（２棟・全１２０戸）のうち１棟（Ａ棟・７０棟）の建設。

　Ａ棟はＲＣ造７階建て、延べ床面積５３９８・９８㎡の規模。間取りは３ＬＤＫ（４２戸）、２ＬＤＫ（１６戸）、１ＬＤＫ（１２戸）で構成し、エレベータを１基設置するほか、キッチンにオール電化を導入する。第１期建設分の実施設計には馬場設計（甲府市塩部４丁目１５－８・ＴＥＬ０５５－２５１－２３００）が担当。

　なお、Ｂ棟（ＲＣ造５階、延床面積約４０００㎡）の建設や、集会施設、外構等の整備を計画する２期工事については、来年度に実施設計を行ない、１９～２０年度で建設を進める計画となっている。