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ライフ計画を特定/年内中に基本計画策定/都市緑化ぐんまフェア

2005/08/05 群馬建設新聞

 県都市緑化ぐんまフェア準備室は4日、20年春の開催を目指している全国都市緑化ぐんまフェアの基本計画策定業務の委託者を決定した、と発表した。

 同業務委託にあたっては、公募型プロポーザルを実施し、資料請求があった15者のうち4者から技術提案が出され、7月5日にプレゼンテーションを実施。これを踏まえて選定委員会において最終審査を行い、ライフ計画事務所(東京都江東区亀戸2-36-12電話03-5626-4741)を最優秀者に特定した。きょう5日に同社と委託契約を交わす。

 同社の提案は、開催概要の設定、会場構成・会場計画の概要、事業推進体制等の概要設定、事業効果、波及効果等の提案が高く評価され、実現可能な提案も数多くあるとして特定された。

 このほかの3者は、総合PR、応用地質、LAU公共施設研究所が参加した。

 全国都市緑化フェアは、来場者数が100万人規模の国内屈指のイベントであり、過日国土交通大臣から開催に対する同意書が交付されていた。県では同フェアを機に、全国に群馬の魅力を発信していく。

 基本構想については県民懇談会等を経て各界代表者から成る懇談会を設置。テーマを「花・緑そして平和~利根川の大地から~」とし、交流、健康、環境、文化の4項目をキーワードに設定している。

 総合会場は、前橋市(敷島公園、前橋公園)、高崎市(城址公園、駅・市街地周辺)の2地域を選定。さらに、サテライト会場として伊勢崎市、太田市をはじめ県内各市町村に最低1会場を設け、県内すべての地域で事業展開することで、群馬らしさいフェアの実現を目指している

基本計画の策定は年内中を目途としており、同計画をベースに18年度に県や関係市町村等で実行委員会を設置し具体化を図り、同年度から各事業主体ごとに実施設計に着手する。



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